賃貸物件を探すときには、立地や間取りなどいろいろなことが気になりますが、防音もそのひとつではないでしょうか?
周りの音だけではなく、自分が出す音も気になりますよね。
ですが、住んでみないと状況がわからないのも音の難しいところです。
そこで、賃貸でもできる防音対策や費用、また建物の構造で変わる防音性の違いについて解説していきます。
ぜひ賃貸物件を選ぶときの参考にしてみてくださいね。
賃貸の防音対策「段ボール」の効果とは?
「段ボール」に防音効果があると聞いたことはありませんか?
安く、扱いやすい素材なので自分で防音対策するのに向いていそうですよね。
「段ボール」は衝撃を吸収するスキマの多い構造から、音を吸収する「吸音」効果が見込めます。
ただ吸音効果はそれほど高くないので、少なくとも壁から5センチ程度の厚みがないと、効果を実感するのは難しいでしょう。
一緒に市販の遮音シートなどを使うとより効果的になるのではないでしょうか。
賃貸でも防音工事はできる?
広い面積など自分で対策するのが難しい場合は、賃貸でも専門の会社に頼めるのでしょうか?
賃貸の場合、壁をリフォームすることはできませんが防音工事の会社に相談してみましょう。
物件によってできないこともありますが、その物件にあった防音対策を教えてくれます。
防音工事をする場合の費用は、広さや内容によって変わりますが目安として
●吸音材と遮音シートを壁に入れる:20~30万
●防音換気口に変更する:2~5万
●防音窓ガラスに変更する:5万~15万など
ただし、防音工事をする場合は簡易な工事であっても、事前に大家さんや管理会社に相談して、必ず許可をもらってから依頼しましょう。
防音性の高い建築構造とは?
入居前であれば、最初から防音性の高い賃貸物件を選ぶことで快適に生活が出来ます。
ではどのような構造の物件を選ぶと良いのでしょうか?
最も防音性の高い建築構造は「鉄筋コンクリート」で、次に「鉄骨」、最後に「木造」となっています。
ただし、構造に加えて壁の厚みや断熱材の有無、隣の部屋との間取りも大きく影響しますので、気になった物件の場合は構造や間取りなども確認すると良いですね。
まとめ
生活する上で気になる「音」の問題。
賃貸物件の場合でも、自分でできる対策や専門の会社に相談することで、ストレスを軽減できるのではないでしょうか。
また、賃貸物件を選ぶときには防音性が高いかを確認すると安心です。
自分に合った防音対策を見つけてくださいね。
私たちアキバエステート上野アメ横店は、上野の賃貸マンションなどの不動産情報を中心に取り扱っております。
経験豊富なスタッフがそろっておりますので、お気軽にお問い合わせください。
住まいをお探しの方はこちらをクリック↓