荒川区には、パワースポットと言われる神社や寺院が数多く存在することをご存知ですか？
パワースポットとは、大地のエネルギーが溢れる場所とされ、訪れた人が元気になったり癒されたり、前向きなパワーをもらえる魅力的な場所のことを言います。
この記事では荒川区のおすすめパワースポットである、円通寺と延命院についてご紹介します。
荒川区のおすすめパワースポットその1「円通寺」
黄金の大観音像が目印である円通寺は、791年に坂上田村麻呂が開創した曹洞宗のお寺です。
境内にある黒門が有名ですが、こちらは元々上野の寛永寺に建っていたものを移設してきました。
寛永寺は幕末に勃発した戊辰戦争の一環である、上野戦争の戦場となった場所です。
上野戦争で新政府軍と戦った彰義隊を円通寺の住職が供養したことが縁で、黒門が移設されたと言われています。
黒門に残る銃弾の痕を見れば、上野戦争がいかに激しい戦いであったかがわかるでしょう。
他にも源義家が奥州征伐の際に討ち取った逆賊らの首塚があり、パワースポット好きのみならず、歴史好きにも魅力満載のお寺と言えるでしょう。
本堂は第二次世界大戦の戦禍を免れたものの、戦後に建て替えられました。
さらに近年、塗装工事もおこなわれたため、歴史のあるお寺ながら近代的な見た目となっています。
荒川区のおすすめパワースポットその2「延命院」
緑豊かで落ち着きと品格のある延命院は、1648年に四代将軍徳川家綱の乳母である三沢局が開創しました。
日蓮宗の寺院です。
延命院の七面大明神は、江戸でもっとも古く、江戸時代には多くの信仰を集めたことで知られています。
なかでも女性の信者が多く、安産祈祷が盛んにおこなわれていたと言われています。
境内には樹齢600年を越える巨大なシイの木があり、東京都の天然記念物に指定されています。
また、この周辺から縄文時代後期の貝塚が発見されたこともあり、パワースポットが好きな方だけでなく、歴史や考古学が好きな方にもたまらないスポットとなっています。
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まとめ
厳かな雰囲気と澄んだ空気が広がる寺院や神社は、ただその場に立っているだけでエネルギーが湧いてくるような不思議な魅力に溢れています。
パワースポットは歴史や考古学に触れられる場所が多く、訪れることによってさまざまな学びに繋がることも魅力のひとつと言えるでしょう。
今回は、荒川区のおすすめパワースポットである円通寺と延命院についてご紹介しました。
荒川区には、まだまだ見応えのある寺院や神社がたくさんあります。
ぜひ荒川区でパワースポット巡りを楽しんでみてください！
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