賃貸マンションを選ぶ条件の1つとして、最上階を希望される方が多いものです。
「街を一望できる」、「美しい夜景を眺められる」など、眺望の良さを理由に上層階を条件に指定する方が目立ちますが、その他にはどのような特典があるのでしょうか。
今回の記事では、最上階の賃貸物件を選ぶメリットと注意点の両方を解説します。
賃貸物件を選ぶ時に最上階を条件に指定するメリットとは
賃貸マンションは階数によって居住性が全く異なるため、安易に「上層階が良い」と条件を指定せずに選ぶことが大切です。
そこで、まず最初に最上階に住むことにはどのようなメリットがあるのか、以下で確認していきましょう。
眺望を楽しめる
一番上の階だけのことはあり、天気が良く空気が澄み渡っている冬場は特に、遠くの富士山まで見渡せる物件もあります。
また、夏場には近所の河原などで打ち上げられる花火を自宅から眺められることも高層階に住む特権です。
開放感がある
周りに高層階の建物がない場合には、一日を通して日差しが入り、明るく開放感ある部屋で過ごせることもメリットでしょう。
カーテンを閉めなくてもプライバシーが守られている贅沢な空間で、他人の視線を気にせずに生活できます。
通気性が良い
居住スペースが地面から離れているため梅雨の時期でも、湿度が上がりづらいことも最上階で暮らすメリットにあげられます。
周りの建物に遮られていないので風通しが良く、通気性がいい点も魅力であり、カビが発生しづらいということも利点です。
騒音に悩まされずに済む
上に暮らす住人がいないため上層階の生活音を気にせずに暮らせますし、タワーマンションのような高層マンションの場合には、車や電車の音が入りづらいでしょう。
日中でも静かな住環境のなかで生活できるので、騒音に悩まされる心配がなく、静かに暮らせます。
賃貸物件を選ぶ時に最上階を条件に指定する際の注意点とは
物件を選ぶ際に最上階を条件の1つにしようと考えている場合には、以下の注意点を確認してから再検討しましょう。
外気の温度に影響されやすい
いくら断熱性能が完備されているマンションであっても太陽との距離が近く、熱をためこみやすいです。
そのため、安易に最上階を条件にすると「夏場暑すぎて暮らしづらい」という原因になりかねない点が注意点です。
逆に、冬場は低層階よりも寒さを感じやすく、1年に掛かる光熱費がUPする可能性があります。
地震の影響を受けやすい
建物の構造上、上の階のほうが地震の揺れが大きく、家財道具が転倒してけがの要因になりかねません。
エレベーターが停止してしまうため、避難が遅れてしまうというリスクもあります。
家賃の負担が大きい
高層階は家賃が高い傾向が強く、低層階の部屋よりも賃料が割高になることも注意点です。
まとめ
最上階に住むことには、見晴らしの良さなどの複数のメリットがありますが、震災や火災が発生したときに逃げ遅れる可能性があります。
「最上階に住むことが憧れであった」などの軽い気持ちで物件を選ばずに、デメリットまで考えて賃貸物件を探しましょう。
私たちアキバエステート上野アメ横店は、上野の賃貸マンションなどの不動産情報を中心に取り扱っております。
経験豊富なスタッフがそろっておりますので、お気軽にお問い合わせください。
住まいをお探しの方はこちらをクリック↓