家族同然のペットと一緒に暮らしたい方には、ペット可の賃貸物件があります。
近所にも同様にペットを飼っている方がいて、ペットを通じて仲良くなることもできるでしょう。
しかし、ペット可賃貸物件だからこそ起こる問題やトラブルもあります。
ペット可の賃貸物件に住む際の注意点とは
ペット可の賃貸物件では、ペット飼育が認められていますが、物件によってペットに関する種類や数などのルールは違います。
物件探しの際に、事前にペットに関するルールを確認しておきましょう。
騒音問題
ペットの鳴き声や足音が原因で、近隣住人とトラブルになる場合があります。
ペット可になったのはつい最近で、それまでは一般の賃貸であったというケースもあります。
とくにこのような物件は防音、遮音対策が重要です。
臭いのトラブル
ペットとの生活が長いと、その環境に慣れた飼い主には苦にならない臭いが、まわりには不快と感じることもあります。
こまめな掃除で、部屋の衛生面に気を付けることが大切です。
共用スペースでのトラブル
廊下や通路に排泄物があったり、ペットが部屋から脱走して共用スペースが荒らされたりしては、近隣住人に迷惑となります。
エレベーターの同乗を避けたり、抱きかかえたりリードを引き寄せたりして、他の利用者の迷惑にならないよう気を付けるのもマナーとして大切です。
ペット可の賃貸物件の原状回復
ペット飼育が原因の室内損耗(臭いや傷)については通常損耗とは認められず、その原状回復の義務は借主(入居者)であり、費用も負担しなければなりません。
高額請求されるケース
●床/柱などへの傷
●壁への深い傷や穴
●部屋全体にペット臭が染みついている
上記の場合、床の張替え、柱や敷居やクロスの張替えが生じ、その規模によってはさらに費用が高額になります。
原状回復費用を抑えるために
ペットによる室内の損耗を抑えるためには、対策が必要です。
●ペットの躾と手入れ・お掃除
爪で床や柱に傷をつけないように、ペットの爪をこまめに切り整えたり、トイレのしつけなどで汚れの範囲を狭くするよう心がけましょう。
●床の保護
フロアマットやカーペットを敷くことで、ペットが直接触れる床面積を減らせます。
●柱/建具の保護
小動物(ウサギ、ハムスターなど)は柱などかじらないようにケージ内で飼育したり、爪とぎを用意したりしましょう。
壁にはクロス保護シートの利用も、有効です。
上記は原状回復費用を抑えるための損耗予防対策ですが、もし傷がついてしまったら、加入している火災保険でも費用について対応できる可能性があります。
「不測かつ突発的な事故(破損・汚損)」の項目があれば保険申請がとおる可能性があるため、一度確認してみてもいいかもしれません。
ただし、退去時にほかとまとめて申請すると審査がとおりませんので、申請のタイミングにも気を付けてください。
まとめ
ペット可の賃貸物件は、物件数が多くありません。
ペット可として環境設備の整った物件であれば、建築費用もかかり、その分家賃も一般より高い場合があります。
お互い思いやりや理解を持ち、ペットとともに快適で豊かな生活を送りたいですね。
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