賃貸物件では、自分の仕事やプライベートの都合に合わせて住み替えしやすいことがメリットのひとつです。
では今住んでいる賃貸物件を退去するときは、いつどのように連絡をすればいいのでしょうか。
今回は賃貸物件の住み替えを考える方に向けて退去時の流れを解説します。
賃貸物件での退去の流れを確認したい!退去連絡をすべき時期は?
賃貸物件を退去する際、一般的には退去日の1か月前までに大家や管理会社に退去の連絡をします。
解約通知書を用意してもらい、必要事項を記入して退去日の1か月前までに先方が受け取れるよう提出してください。
書面の提出期限がもっと早い場合や、書面での提出が必要なく口頭での連絡で問題のない場合もあります。
退去を考えたら入居時の契約書をチェックして、退去連絡の期限と方法を確認しておきましょう。
賃貸物件を退去するときの流れを知りたい!必要な手続きは?
退去日を決める前に確認しておきたいのが、契約最終月の家賃の清算方法についての取り決めです。
特に契約最終月の家賃が「月割り」「日割り」のどちらなのかは押さえておきましょう。
「月割り」の場合は月の半ばで退去しても1か月分の家賃を支払うため、契約終了月の最終日に退去するのが損をしないで済む方法です。
一方で「日割り」の場合は退去する当日までの家賃となるため、退去日は自分の好きなタイミングで設定して問題ありません。
退去日が決まり解約通知書を大家や管理会社に提出したら、ほかの手続きも進めていきましょう。
引越しの準備をする
引越し会社を決めて手配し、退去日に向けて荷造りや片づけを始めましょう。
電気・ガス・水道会社に連絡する
退去の1週間前までには、それぞれの会社に使用停止の旨の連絡をしてください。
引越しが完了したら、14日以内に住民票を異動する必要があり、金融機関や運転免許証などの各種住所変更の手続きも発生します。
退去日が近づくほど忙しくなるので、手続きの確認や引越しの荷造りをできるときに少しずつ進めておくと安心です。
賃貸物件での退去の流れを知りたい!退去時の立会いのポイントは?
引越し作業が完了し部屋の掃除が済んだら、空室になった部屋で退去時の立会いが行われます。
立会いの担当者と部屋の状態を見て回りながら30分ほどで現況確認を行う作業で、ライフラインの解約が済んでいるかの確認もあります。
壁や床についた汚れや傷などについて聞かれるので、わかる範囲で答えていきましょう。
入居前からある傷や汚れについては、立会いの担当者にその旨をきちんと伝えてください。
経年劣化の汚れや傷は許容範囲とみなされますが、煙草によるシミなどの過失は修繕費用を請求されます。
立会いが済んだら担当者に鍵を返却して終了となります。
まとめ
今回は賃貸物件の住み替えを考える方に退去の流れを解説しました。
手続きで慌てたり損をしたりしないためにも、退去が決まったら入居時の契約書を早めに確認しておくと安心です。
退去時のポイントを押さえてスムーズに住み替えをしたい方は、今回の記事を参考にしてください。
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