賃貸物件へ入居する際は、火災保険への加入を求められます。
「なぜ加入する必要があるの?」「加入するとどうなるの?」など疑問に思われる方もいるでしょう。
そこで今回は、火災保険とはどのような保険なのか、補償範囲や加入時のポイントなどを解説します。
火災保険とは?種類や保険料の相場を解説
火災保険とは、火災や落雷といった事故・自然災害などにより住宅が損害を受けた際に保険金が下りる仕組みのことです。
日本では重大な過失がない限り、火災を起こしても損害賠償請求を負う必要がありません。
しかし、賃貸物件の場合は退去時の原状回復義務があるため、損害を与えた場合は損害賠償金を用意する必要があります。
このようなとき、火災保険へ加入していると保険金が下り、自分の負担が軽減されるのです。
毎月の保険料は契約するプランによって異なりますが、東京都内で賃貸マンション(鉄筋コンクリート)の場合は3,000~13,000円が相場です。
また、火災保険には以下のような種類があります。
●家財保険:借主の家財に対しての補償
●借家人賠償責任保険:大家に対しての補償
●個人賠償責任保険:日常生活のトラブルに対しての補償
これらのうち個人賠償責任保険に関しては、ほかの保険でのカバーが可能です。
賃貸物件における火災保険の補償範囲について
さきほどご紹介した火災保険の種類により、補償の範囲がどこまでになるかが変わります。
家財保険は、その名の通り自分の家財に対して補償してくれるものです。
また、借家人賠償責任保険は原状回復の費用を補償してくれます。
火災により隣人にケガを負わせてしまった際に活用できるのが、個人賠償責任保険です。
基本的な補償範囲は以上のとおりですが、保険によって細かな部分が変わりますので、自分のライフスタイルや価値観に合ったものを選びましょう。
賃貸物件への入居時における火災保険に加入する際のポイント
火災保険へ加入する際のポイントは、保険料が適切かどうかです。
保険料が高額な火災保険はもちろん補償内容が充実していますが、自分の生活スタイルに合っていなければ不要な保険料を支払ってしまうだけです。
一人暮らしで高価な所有物などもない場合、高額な火災保険は必要ありません。
補償内容を確認して、自分に合うかどうか判断することが大切です。
まとめ
火災保険は、万が一のことがあったとき自分の財産を守ってくれる保険です。
補償内容は保険会社によって異なるので、加入前には必ず確認しておきましょう。
私たちアキバエステート上野アメ横店は、上野の賃貸マンションなどの不動産情報を中心に取り扱っております。
経験豊富なスタッフがそろっておりますので、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓