鉄筋コンクリート造はRC造とも呼ばれています。
コンクリートの芯となる部分に鉄筋を入れることにより、強度が高まった造りである点が鉄筋コンクリート造の特徴です。
今回は、それぞれの比較をしていきながら解説していきます。
鉄筋コンクリート造と鉄骨造や木造との耐震性を比較
地震が起きると誰しも不安になることでしょう。
このお家は大丈夫なのかと不安に思うかもしれません。
まずは、建物の耐震等級について解説していき、また3種類ある建物構造の耐震性について比較していきます。
鉄筋コンクリート造
建物構造上での強度があるため、地震に強い状態です。
次に建物の耐震等級(1~3)を確認しましょう。
等級1であれば、震度6~7でも耐えることが可能です。
また、等級2で等級1の1.25倍、等級3で等級1の1.5倍の耐震性があります。
ただし、築年数が経過した建物でヒビを見つけた場合は、ダメージが蓄積されている可能性があります。
その場合、管理会社へ連絡し、専門家に補修してもらいましょう。
鉄骨造と木造は、建物の耐震等級(1~3)を確認しましょう。
条件はRC造と同じです。
鉄筋コンクリート造と鉄骨造や木造との防音性を比較
お洒落な部屋へ引っ越したのに、上下や隣の音が聞こえると不満になりますよね。
外部から音が聞こえるのは、自分の部屋の音も漏れていることになります。
3種類ある建物構造の防音性を比較していきます。
鉄筋コンクリート造
防音性は高く、壁の厚さが180~250mmあるため、ほとんど聞こえない、または気にならない状態のことです。
鉄骨造
RC造に比べると、防音性はあまりありません。
ですが、音に対する設計がされている場合は、音が漏れる可能性が低くなるでしょう。
木造
木造は音漏れがしやすい構造です。
ただし、壁や床にRC造が用いられていると、防音性は高くなります。
鉄筋コンクリート造と鉄骨造や木造との耐用年数を比較
新しい部屋に引っ越したけど、築年数が経過していて、あと何年住めるのか気になったことはないでしょうか。
次に、3種類ある建物構造の耐用年数について比較していきます。
鉄筋コンクリート造
鉄筋コンクリートの耐用年数は47年です。
高濃度のセメントを使用している場合は、100年以上保ちます。
また、建物の用途により、34~50年と変わります。
鉄骨造
鉄骨造は、耐用年数、19~34年です。
また鉄骨造の種類により、変化します。
木造
木造は、耐用年数は22年になります。
まとめ
自分の住んでいる物件の参考になったでしょうか。
もっとも気になる防音は、自身の工夫で軽減が可能です。
窓や床に防音シートを引くや、自身で何か工夫をするだけでも効果はあります。
音が気になった場合は、対策することをおすすめします。
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