県外や遠く離れた場所へ引っ越すとなると、部屋を内見したり不動産会社に何回も足を運んだりするのが大変な方もいらっしゃると思います。
新型コロナウイルスの感染が拡大してから、対面で手続きをおこなうことに懸念がある方もいるかもしれません。
時代とともにインターネットの普及が進み、オンライン上でコミニケーションが取れる時代になりました。
今回はそんな今の時代にぴったりなIT重説をご紹介します。
IT重説とは?
IT重説とは県外へ引っ越すときや時間が作れないなどのときのために、パソコンやスマートフォンを使いオンライン上で重要事項説明が受けられるものです。
2017年から運用が始まり、コロナ禍により2020年からは一層注目を集めています。
また、IT重説がおこなえるのは賃貸借契約に限られており、宅地建物取引士が契約者に対してあらかじめ重要事項説明書を交付する必要があります。
IT重説のやり方とは?
IT重説をおこなうには、まず不動産会社の担当者と日にちの相談をしましょう。
すると、重要事項説明書が送付されるので、IT重説の当日は重要事項説明書とPCやスマートフォンなどのIT端末を用意します。
用意できたら担当者の案内を受けながら接続テストをします。
十分な速度のインターネット回線でなければ音声や映像が乱れてしまい、IT重説に影響が出てしまう可能性があるため、必ずネットワークが整った環境で実施しましょう。
その後、担当者との間でIT重説をおこない、重要事項説明書に署名し印鑑を押して返送し完了です。
IT重説の注意点とは?
IT重説は現地まで行かずにオンライン上で、重要事項説明が完了するため入居者にとってはメリットがたくさんあると感じますが、注意点もいくつかあります。
注意点としては、現地に行く必要がないため周辺の環境がどのようになっているのか把握できない点が挙げられます。
実際は夜道が暗かったり駅やコンビニが遠かったりすることも。
またインターネットの環境によっては、意思疎通がうまく取れないこともあり年配の方などは苦労するかもしれない点も注意点として挙げられます。
まとめ
対面でおこなう必要があった重要事項説明は、今まではオンライン上でできる時代になりました。
県外へ引っ越す方にとっては交通費がかからず、とても便利に感じるでしょう。
しかし、入居者先の物件の雰囲気や、周辺の環境が見れないデメリットもあるため慎重に検討してみてください。
遠方からの引っ越しを考えている方などは参考にしてみてはいかがでしょうか。
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