水回りは汚れがつきやすいものです。
とくに、キッチンは使う度に綺麗にしないと掃除が大変でしょう。
キッチンに付く汚れはさまざまありますが、取り除きにくいものに錆があります。
そのため、発生しないようにすることが大切です。
この記事では、賃貸物件のキッチンに錆が発生する原因と取り方を紹介します。
賃貸物件のキッチンに発生する錆とは？発生する原因を知ろう
錆には赤・黒・青・白があり、それぞれ発生する原因は変わります。
赤いものは、鉄製のものが空気や水に触れて表面が酸化して発生したものです。
黒いものは、鉄の表面を高温に加熱するのが原因で発生し、フライパンなどにつくことがあります。
青いものは、銅の表面に水や塩分が触れると発生するものです。
白いのは、空き缶などアルミニウムの表面に水がかかると発生します。
キッチンでは発生の原因となる水を使うので、どの錆も発生しやすくなります。
賃貸物件のシンクは、ステンレス製のものもあれば鉄製やアルミ製のものがあるかもしれません。
どのタイプのシンクでも発生させないためには、水を使ったらこまめに拭き取ることが1番でしょう。
洗った食器はすぐに拭いて、食器棚に戻すだけでも対策になります。
賃貸物件のキッチンの錆の取り方！掃除で気を付けることは？
賃貸物件のキッチンに錆が発生したときは、広がる前に早めに取り除くと良いでしょう。
注意点は、金属たわしなどで擦って細かい傷をつけないようにすることです。
シンクやコンロにはステンレスが使われていることが多く、ステンレスは合金鋼という鉄に含まれます。
普通の鉄よりは錆びにくい素材ですが、経年劣化でそのコーティングが薄くなっているかもしれません。
そこへ、金属たわしなどを使った取り方をすると、全てのコーティングが剥がれてしまい、さらに錆が発生しやすい環境を作ります。
キッチンで発生したときは、柔らかい素材のスポンジを利用する取り方がいいでしょう。
おすすめは、メラミンフォームという素材でできているメラミンスポンジです。
まずは、食器洗い用の洗剤をつかって落としてみましょう。
発生したばかりのものであれば、これで取り除ける場合があります。
この取り方で落ちない場合は、クレンザーや重曹にクエン酸を合わせたものを利用しましょう。
クレンザーや重曹にクエン酸を合わせたものを付着させて拭き取る作業を、何度かおこなうと取り除けます。
クレンザーなどを利用する場合も、強く擦らないことがポイントです。
まとめ
賃貸物件のキッチンに錆が発生する原因と取り方をご紹介しました。
賃貸物件には原状回復がもとめられるので、退去時にはキッチンも綺麗にする必要があります。
退去時に困らないよう、普段からこまめに掃除をしておきましょう。
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