賃貸物件でも仏壇を置くことができます。
なかなか賃貸物件で仏壇を設置している家庭が少ないのでイメージが湧かないかもしれませんが、設置することは可能なのです。
この記事では仏壇の役割と仏壇の設置場所について解説します。
賃貸物件に住んでいるけれど、今後仏壇を置くことを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
賃貸物件で仏壇を設置～そもそも仏壇の役割とは？～
昔から仏壇に手を合わせてきたけれど、仏壇の役割をきちんと理解していない方も多いのではないでしょうか。
よくある間違いなのが、仏壇に手を合わせるイコールご先祖様に手を合わせているという認識です。
仏壇は仏様をお祀りするための場所のため、ご先祖様に手を合わせているわけではなく、正確には仏様に手を合わせていることになります。
ただ、仏壇に位牌を置いているなら、ご先祖様にも手を合わせていることになります。
位牌は亡くなった方の魂をお祀りしているものです。
亡くなった方の魂を仏様の近くに置いておくことで、成仏できますようにと祀っているのです。
仏壇を設置し、位牌を置くことで亡くなった方とのつながりを、そこで感じることができる場所を作るのが仏壇の役割であると言えるでしょう。
賃貸物件で仏壇を設置する場所は？
賃貸物件でも仏壇を設置することは可能だと述べましたが、設置する場所には注意が必要です。
まずは、直射日光が当たらない場所でなければなりません。
直射日光により仏壇が変色してしまう可能性があるためです。
とは言え、薄暗くじめじめした湿気の多い場所も、カビが生えてしまうため適していません。
仏壇を設置するなら風とおしの良い、みんなが集まりやすい場所に設置しましょう。
賃貸物件であると、仏壇を設置するスペースも限られてきますよね。
最近では、コンパクトな仏壇や住宅の雰囲気に合わせた家具調仏壇というのもあるため、お部屋で仏壇が浮いてしまうということもありません。
最後に設置場所で注意しなければならないのが神棚との位置関係です。
神棚と向かい合わせになるように設置してしまうと、片方に手を合わせるともう片方にお尻を向ける形となってしまいます。
昔は神棚と仏壇を隣り合わせにおいてはならないと言われていましたが、現在ではそこまで厳しくないようです。
神棚と向かい合わせにならない場所に置くことだけは注意しておきましょう。
まとめ
仏壇を置くことで亡くなった方とのつながりを常に感じることができます。
しかし、設置するならどこでも良いわけではなく、気を付けなければならないこともあります。
直射日光や湿気を避け、神棚との位置関係に注意して仏壇を設置するようにしましょう。
私たちアキバエステート上野アメ横店は、上野の賃貸マンションなどの不動産情報を中心に取り扱っております。
経験豊富なスタッフがそろっておりますので、お気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓
